バンコクの路上をぶらぶら歩いていたら、ちょっと驚いちゃったんですよね。
路地裏の小さなパッタイ屋台で、おばちゃんがスマホをピッとかざして、あっという間に会計終了。
「え、屋台でもキャッシュレス!?」って思わず二度見しちゃいました。
高級レストランならまだしも、タクシーでも、ちょっとした飲み物屋さんでも、もうどこでもこの光景なんです。
これが噂のタイの国民的決済システム「PromptPay(プロンプトペイ)」です。
正直、初めてタイに行ったときは「海外だし現金必須でしょ」って、財布パンパンにして行ったんですよ。
でも今じゃもう、PromptPayなしでタイに行くなんて考えられないですね。
なんとタイのキャッシュレス決済比率って62.3%もあるんです!
日本の32.5%なんて軽く追い抜いてます。
国民の約9割、6,860万人が使ってるっていうから、もうほぼ全員レベルですよね。
この記事では、タイ旅行中の日本人や外国人向けに、PromptPay(プロンプトペイ)の使い方やアプリの登録方法、カシコン銀行での設定手順、QRコード決済の方法までをわかりやすく解説します。
タイの「PromptPay」の基礎知識と外国人旅行者へのメリット

PromptPayとは?
PromptPayは2017年にタイ中央銀行(Bank of Thailand)が本腰入れて作った国家プロジェクトなんです。
これがちょっと面白いのが、PayPayみたいな独立したアプリじゃないんですよね。
各銀行のアプリに組み込まれた「決済の土台」という感じなんです。
だから「PromptPayアプリ」っていう専用アプリは存在しないんです。
自分の銀行アプリから使うスタイルです。
最大の魅力は、銀行口座と携帯番号(またはタイの国民ID)を紐付けるだけで、面倒な口座番号なんか知らなくても送金や決済できてしまうことです。
例えば、友達とご飯食べて割り勘するとき、5,000バーツ以下なら手数料無料なんです。
QRコードをピッとスキャンするだけで、屋台でもタクシーでも一瞬で支払い完了です。
これ、タイ政府の「National e-Payment Master Plan」っていう壮大な計画の一環らしくて、もう国を挙げてキャッシュレス化進めてるんですよね。
旅行者がPromptPayを利用するメリット
実際に使ってみて、「これは便利すぎる」って思ったポイントがいくつもあるんです。
まず、小銭地獄から解放されるっといういう点です!
タイのコインって、慣れないとなかなか見分けつかないんです。
レジで財布ガサゴソやってると後ろの人の視線が痛かったりします。
でもPromptPayなら、金額チェックして暗証番号ポチポチするだけなので、スマートです!
次に、屋台での支払いが超スムーズです。
現金だと
「うわ、小銭ないのかよ」
みたいな顔されることもあるんですけど、QRコード決済だと本当に歓迎してくれます。
私がパッタイ買った屋台のおばちゃんなんて、ニコニコしながらQRコード見せてくれて、すごく気持ちよく買い物できました。
それから、両替所に並ぶ時間がゼロになるのも最高です。
空港の両替所って混んでるし、街中も意外と時間かかるんです。
でもPAY&TOURカードに最初チャージしとけば、もうその場で即決済できちゃいます。
あと地味に大きいのが、現金盗まれるリスクが激減することです。
友達が以前バンコクで財布スられて、旅行後半がめちゃくちゃ大変だったって聞いたことがあります。
想像しただけで怖いですよね…。
でもスマホ1台で決済できるなら、そのリスクも最小限に抑えられます。
クレジットカードや他のe-Wallet(TrueMoney等)との違い
「いや、クレカあるからいいんじゃない?」
って思いますよね。私も最初そう思ってました。
確かにクレジットカードは高い買い物には便利なんですけど、小さいお店とか屋台だとまず使えないんです。
しかも為替手数料とか海外利用手数料とか、気づいたら結構取られてたりします。
PromptPayは基本的に送金手数料無料(5,000バーツ以下)だから、めちゃくちゃ経済的です。
じゃあTrueMoneyとかの他のe-Walletとどう違うの?って話なんですが、TrueMoneyも約5,000万人使ってて人気なんですけれど、PromptPayは6,860万人。
つまり、PromptPayの方が圧倒的に使えるお店が多いんですよね。
実際、私の滞在中、PromptPay使えないお店ってほぼ見なかったです。
あと、PromptPayはタイ中央銀行が運営してるから、安全性と信頼性が段違いというのも見逃せないポイントです。
外国人旅行者でもOK!PromptPayの登録方法と必要な準備

カシコン銀行「PAY&TOUR」プリペイドカードの概要
PAY&TOURは旅行者のための救世主的カードです。
何がすごいって、タイの銀行口座作らなくてもPromptPayが使えるんです!
しかもVISAのタッチ決済機能もついてるから、MRTやBTSにもピッて乗れてしまいます。
有効期限は発行から大体1年〜1年ちょっとくらいです。
審査とか面倒な手続きは一切なしです。
パスポートさえあれば誰でも作れます。
登録に必要なもの
PAY&TOURカードを作るのに必要なものは、とてもシンプルです。
- パスポート
- TAGTHAiアプリ(できれば事前にダウンロードしておくと楽です)
- 現金かクレカ(最初のチャージ用)
PAY&TOURカードの公式サイトはhttps://www.kasikornbank.com/en/personal/digital-banking/pages/pay&tour-jp.aspxです。
TAGTHAiアプリは、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Play Storeで無料ダウンロードできます。
ダウンロードの公式サイトは https://www.tagthai.com/ です。
ここで声を大にして言いたいんですけど、絶対に日本で事前にダウンロードしといてください!
私、現地で「あ、アプリ入れなきゃ」ってなって、フリーWi-Fi探すのにめちゃくちゃ時間かかって…。
あれは失敗でした。
スワンナプーム空港や街中でのカード発行・申し込み手順
私がカード作ったのは、スワンナプーム空港のカシコン銀行両替所です。
ここ超重要:どの両替所でもOKってわけじゃないです!
空港にカシコン銀行の両替所って何ヶ所かあるんですけど、PAY&TOUR扱ってるのは限られてるんです。
私が行ったのは、地下1階のエアポートリンク駅とターミナルの間にあるところです。
最初、駅近くの別の両替所行ったら「うちじゃないよ、あっち行って」って言われて、ちょっとウロウロしました。
手順はこんな感じ:
- カシコン銀行の対応ブースで「PAY&TOURカード作りたいです」って伝える(英語でOK)
- パスポート見せる
- スタッフさんが情報登録とアプリの紐付けを全部やってくれる(10分くらい)
- その場で両替してカードにチャージ
注意点なんですけど、カード作成とチャージは同じ両替所でやる必要があるみたいです。
つまり、「レート良いとこで両替してから、別の場所でカードにチャージ」ってのができないんですよね。
正直この点はちょっと不便だなって思ったんですけれど、便利さを考えたら全然許容範囲かなと思います。
バンコク市内でも作れる場所はあるようなんですけれど、空港で作っちゃうのが一番確実でしょう。
TAGTHAiアプリとK PLUSアプリの設定手順

TAGTHAiアプリのインストールとPAY&TOURカードの紐付け(PromptPay QR利用)
TAGTHAiアプリのインストールは、とても簡単でした。
iPhoneの人はApp Store、Androidの人はGoogle Play Storeで「TAGTHAi」って検索するだけです。
公式アプリをダウンロードしてインストール完了です。
カードとの紐付けは、基本的にカシコン銀行のスタッフさんが全部やってくれます。
もう、神対応ですね。
もし自分でやる場合は、アプリ開いてカード番号入力して、パスポートの情報を登録します。
そのあとSMSで認証コードが届くから、それ入力すればOKです。
アプリ開くと、カードの残高が一発で分かります。
下の方に「Scan」「Pay」「Receive」とかメニューがあって、ここからQR決済するって感じです。
カシコン銀行アプリ「K PLUS」のオプション設定(チャージ・残高確認用)
PAY&TOURカードの管理で、TAGTHAiとは別に「K PLUS」っていうカシコン銀行の公式アプリもあります。
正直、旅行者ならTAGTHAiだけで全然事足ります。
K PLUSは、カシコン銀行の口座持ってる人(主にタイ在住者)がPromptPay使うときのメインアプリって感じです。
在住者で口座開設してる人は、K PLUSからPromptPay登録することになります。
でも旅行者の私たちは、TAGTHAiだけ見てればバッチリです。
シンプル・イズ・ベストです!
アプリへのバーツ入金(チャージ)方法と両替のコツ
PAY&TOURカードへのチャージ方法もシンプルです。
最初のチャージ:カードを作るときに、カシコン銀行の両替所で現金をバーツに両替して、そのままカードにインします。
追加チャージ:同じくカシコン銀行の両替所で追加できます。
残念なのが、今のところアプリ経由でクレカチャージとかできないっぽいんですよね。
ここは今後のアップデートに期待したいところです。
両替のコツとしては、空港のエアポートリンク駅近くの両替所がレート良いって言われてます。
でもPAY&TOURカード作るときは特定のブースじゃないとダメだから、レート比較するより利便性優先の方が賢いかなって思いました。
必要な金額ざっくり計算して、まとめてチャージしとくのがおすすめです。
タイの街中でのPromptPayの使い方と支払い方法

店頭のQRコードをスキャンして支払う具体的な手順
じゃあ実際にどうやって使うのか、ローソンで買い物したときの体験をシェアしますね。
ステップ1:商品持ってレジへ
レジに商品持ってって、「スキャン」とか「プロンプトペイ」って言います。
タイのコンビニとか飲食店なら、これだけで通じちゃいます。
簡単です!
ステップ2:TAGTHAiアプリ起動
スマホのロック外して、TAGTHAiアプリ立ち上げます。
画面右下の「Scan」をポチッとタップします。
ステップ3:QRコードをスキャン
カメラが起動するから、店員さんが見せてくれるQRコードに向けます。
読み込みに数秒かかることもあるから、ちょっと待ちましょう。
焦らないのがコツです。
ステップ4:金額チェック
QRコードに金額が入ってる場合は、自動で金額が表示されます。
間違いないか確認して「Next」タップします。
ステップ5:最終確認
支払先のお店の名前と金額が出るので、もう一回チェックします。
問題なければ「Next」押して、設定した暗証番号(PIN)を入力します。
ステップ6:完了!
「Payment Successful(支払い成功)」って出たら終わりです!
この画面を店員さんに見せて、「OK!」ってなったらバッチリです。
金額入力が必要な場合と自動表示される場合の見分け方
QRコードには2パターンあるんです。
静的QRコード:金額入ってないので、屋台とか小さいお店に多いです。
この場合、QRコードスキャンした後に自分で金額入力する必要があります。
金額間違えないように、絶対お店の人に確認してもらってくださいね。
外国人が間違って入力して大金を送金して、ニュースになっていました。
動的QRコード:金額埋め込まれてるので、コンビニとか大きめのお店で使われてます。
これはスキャンすると自動で金額出るから、入力の手間なしで、楽チンです。
見分け方は、店員さんがレジのモニター操作してQRコード出してたら動的な方です。
紙に印刷されたQRコード見せられたら静的と言う感じです。
支払い完了画面(e-Slip)を店員に見せる際のマナー
支払い終わると、アプリに「e-Slip」という電子レシートが表示されます。
この画面を店員さんに見せて、支払い完了を確認してもらう流れです。
ここでちょっとしたコツなんですが、タイ語で「コップンカップ(男性の場合)」「コップンカー(女性の場合)」って言いながら画面見せると、めちゃくちゃ喜んでもらえます。
私は屋台でこれやったら、おばちゃんが満面の笑みで「アロイマー(本当に美味しい)!」って言ってくれました。
もうそれだけで、なんかすごく嬉しくなっちゃいました。
こういう小さなやり取りが旅の醍醐味ですよね。
外国人がPromptPayを利用する際の注意点とトラブル対策

1日あたりの利用限度額と高額決済時の認証ルール
PAY&TOURカードには利用限度額があります。
具体的な金額ってあんまりハッキリ書いてないことが多いんですけど、普通のプリペイドカードと同じような制限があるようです。
高い買い物するときは、何回かに分けるか、別の決済手段も用意しとくと安心ですね。
あと、一定金額以上だと追加の認証が求められることもあるみたいです。
カード登録できない・決済エラーが出た時の対処法
正直に言うと、決済のとき読み込みが遅いことが何回かありました。
QRコードスキャンした後、画面がクルクル回ってて「あれ?」ってなること数秒…時には十数秒あります。
そんなときの対処法:
- ネット接続チェック(Wi-FiよりモバイルデータGの方が安定することも)
- アプリ一回閉じて再起動
- QRコードもう一回スキャンし直す
それでもダメなら、現金かクレカで払って、あとでカシコン銀行のカスタマーサービスに問い合わせればいいです。
カード登録できない場合は、パスポート情報とかアプリのバージョン確認してみてください。
アップデートで解決することもあります。
セキュリティ対策
公共Wi-Fi使うときの注意:
公共のWi-Fiって、セキュリティ的にちょっとリスキーなんですよね。
できればモバイルデータ使って、信頼できるネットワークで決済した方が安心です。
怪しいQRコードに気をつけて:
見たことないところに貼ってあるQRコードとか、明らかに怪しいやつはスキャンしないことです。
店員さんが直接見せてくれるQRコードだけスキャンするようにしましょう。
アプリにパスコード設定:
TAGTHAiアプリには絶対パスコードか生体認証設定しといてください。
スマホ失くしたときのリスクが減らせます。
PromptPayが使えない場所と現金の持ち歩き推奨額

未だに現金が必要なケース
PromptPay、本当に便利なんですけど、まだ現金必要な場面もちょっとあります。
現金いるケース:
- すごく小さい昔ながらの屋台(ごく稀に)
- チップ(ホテルのポーターとか、マッサージ店とか)
- お寺のお賽銭
- 一部のトゥクトゥク(でもアプリ経由なら不要)
私、チェンマイの方行ったとき、ちょっと古めの屋台で現金オンリーってケースに遭遇しました。
予備として持っておくべきバーツ現金の目安
私のおすすめ現金携帯額:
- 普段使い用:500〜1,000バーツ
- チップ用:20バーツ札を何枚か
- 緊急用:1,000〜2,000バーツ
トータルで2,000〜3,000バーツ(日本円で8,000〜12,000円くらい)あれば、大体のことには対応できると思います。
1,000バーツ札って小さいお店で崩しにくいから、100バーツとか500バーツ札メインで持っとくのがいいですよ。
まとめ
タイ旅行の快適度って、決済手段で結構変わるんですよね。
PromptPayがあると、現金持ち歩く面倒とか両替の煩わしさから完全に解放されます。
私、PAY&TOURカード作ってから、タイでの動き方が本当に変わりました。
小銭気にせず屋台でご飯食べられるし、突然の出費にも全然焦らなくなりました。
スワンナプーム空港着いたら、まずカシコン銀行の両替所でPAY&TOURカード作っちゃいましょう。
これだけで、タイ滞在が本当に劇的に快適になります。
設定時間たった10分くらいです。
この小さな手間が、その後の旅行を大きく変えてくれますよ。
タイのキャッシュレス化、想像以上に進んでます。
この波に乗って、もっと自由で快適なタイ旅行を楽しんでくださいね。