バンコクで買い付けビジネスを始めたいと考えている方、アクセサリー仕入れの穴場をお探しの方に朗報です。
私がバンコクを何度も訪れる中で発見した、シルバーアクセサリーの聖地とも言える場所があります。
それが、今回ご紹介する「パラディアムワールドショッピングモール」です。
正直に言うと、最初は半信半疑でした。
「本当にそんなに安いの?」
「品質は大丈夫なの?」
そんな疑問を抱えながら足を運んだのですが、実際に訪れてみて驚きました。
地下1階のフロアには、シルバー925のアクセサリーがずらりと並び、どのお店も卸売価格で販売しています。
グラム単位で計算してくれるお店も多く、日本で買うよりも圧倒的に安いんです。
しかも、シルバーだけではありません。
天然石、パール、パワーストーン、ルース(裸石)まで、アクセサリー制作に必要な素材がほぼすべてそろいます。
この記事では、バンコク・パラディアムでのシルバーアクセサリーの格安仕入れ、パール・天然石・パワーストーンの問屋を中心にお話ししていきます。
パラディアムワールドショッピングモールへのアクセス

パラディアムワールドショッピングモールへのアクセスは、比較的簡単です。
最寄り駅はBTSチットロム駅で、そこから徒歩約15分の距離にあります。
私が実際に歩いてみた感想としては、「暑い日は徒歩15分が結構キツイ」です。
バンコクは一年中暑いので、特に昼間の時間帯は、汗だくになる覚悟が必要です。
荷物が多い場合や、暑さに弱い方は、Grabなどのタクシーを利用することをおすすめします。
BTSチットロム駅からタクシーを使う場合、料金は50〜80バーツ程度(約250〜400円)です。
Grabアプリを使えば、事前に料金が分かるので安心です。
※バンコクのタクシーの乗り方について詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
また施設内には駐車場もあるので、レンタカーで訪れることも可能です。
ただし、バンコクの交通渋滞は有名なので、公共交通機関を使った方が時間の計算がしやすいと思います。
※バンコクのレンタカーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
シルバーアクセサリー購入はパラディアム一択な理由

プラトゥーナムエリアにおける卸売センターとしての特徴
パラディアムワールドショッピングモールは、バンコクのプラトゥーナムエリアに位置しています。
このエリア自体が、タイ随一の卸売市場として知られており、衣料品から雑貨まで、あらゆる商品が卸売価格で手に入るエリアなんです。
周辺にはプラトゥーナム市場もあり、多くのバイヤーや業者が行き交っています。
※プラトゥーナム市場について詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
つまり、このエリア全体が卸売ビジネスの中心地として機能しているということです。
パラディアムは近年オープンしたばかりの比較的新しい施設で、宝石とシルバーアクセサリーの専門モールとして設計されています。
実際に足を運んでみると、その規模の大きさに圧倒されます。
一つひとつのお店が小さなブースのようになっており、それぞれが独自のデザインや得意分野を持っているんです。
ある店はフェザーデザインに特化していたり、別の店はカレンシルバー風のバングルを専門にしていたりします。
営業時間は毎日10:00〜20:00で、日曜日も営業しているお店が多いのが嬉しいポイントです。
ただし、一部のお店は日曜日に休むこともあると聞いたので、大量買い付けを計画している方は平日の訪問をおすすめします。
パラディアムと他のモールとの比較
バンコクには、サイアムパラゴンやMBKセンターなど、有名なショッピングモールがたくさんあります。
でも、アクセサリーの買い付けという観点では、パラディアムに勝る場所は見つからないと思います。
他のモールとの最大の違いは、卸売専門であることです。
観光客向けの小売店ではなく、バイヤーや業者を主なターゲットとしているため、価格設定が根本的に違うんです。
パラディアムには天然石のブレスレットが1個50バーツ(約250円)から販売されており、100個以上買えばさらに割引が効くお店もあります。
シルバー925の価格は、グラム単位で40〜50バーツ(約200〜250円)が相場です。
日本でシルバーアクセサリーを購入すると、グラムあたり300円以上することも珍しくないので、この価格差は非常に魅力的だと感じました。
さらに、パラディアムの優位性は専門性の高さにあります。
シルバーアクセサリーと宝石・天然石に特化しているため、お店のスタッフも非常に知識が豊富です。
一例として、私が訪れたYUI SILVERというお店では、シルバー925の相場が変動することや、卸値での単品販売も可能であることを丁寧に教えてくれました。
※MBKについて詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
パラディアムでシルバーアクセサリーを格安で買う方法

パラディアムのアクセサリー売り場は地下1階
パラディアムワールドショッピングモールで買い付けをする際、最も重要なのが地下1階のメインフロアです。
ここには数十店舗ものシルバー・宝石店が密集しており、効率的に回らないと時間がいくらあっても足りません。
私がおすすめする回り方は、まず一周して全体を把握することです。
最初から購入を決めてしまうのではなく、どんなお店があるのか、どんなデザインが多いのか、価格帯はどうなのか、をざっと確認します。
この時点で、気になるお店があれば許可を得てから写真を撮ったり、お店の場所をメモしておくと良いでしょう。
私の場合は、スマホのマップアプリに「フェザーデザインが豊富な店」「天然石ブレスレット専門」などとメモを残していました。
一周し終わったら、本格的な価格交渉とサンプル購入に入ります。
複数のお店で同じような商品の価格を比較することで、相場観がつかめてきます。ある店で「これはグラム45バーツです」と言われても、別の店では43バーツで買えることもあるんです。
また、地下1階にはシルバーアクセサリー以外にも、天然石の加工済みビーズやルース(裸石)を扱う店もあります。
オリジナルアクセサリーを作りたい方は、これらの素材店も忘れずにチェックしてください。
最小ロット数と価格交渉の目安
卸売市場での買い付けで必ず気になるのが、最小ロット数(MOQ: Minimum Order Quantity)です。
「100個から」とか「1kg以上」といった制約があると、個人バイヤーには手が出しにくいですよね。
パラディアムの嬉しいポイントは、多くのお店が単品販売にも応じてくれるということです。
もちろん、まとめ買いした方が割引率は高くなりますが、サンプルとして1個だけ購入することも可能なお店が多いんです。
一方、天然石のブレスレットを扱うお店では、「100個以上で割引」というシステムを採用しているところもありました。
例えば、4ミリのパワーストーンブレスレットは通常1個50バーツですが、100個以上買えば割引が適用されるとのことです。
価格交渉のコツとしては、複数店舗を回ってから交渉することをおすすめします。
最初の店で即決するのではなく、「あちらのお店では43バーツと言われたのですが…」と他店の価格を引き合いに出すと、値引きしてくれることもあります。
ただし、無理な値下げ交渉は避けるべきです。
タイの人々は穏やかで親切ですが、あまりにも強引な交渉は嫌われます。
私は「もう少し安くなりませんか?」程度の軽い交渉にとどめ、お店の人との良好な関係を優先しました。
サンプル購入や小規模買い付けへの対応状況
個人でアクセサリービジネスを始めたい方や、ハンドメイド作家の方にとって、「少量から買える」というのは非常に重要なポイントです。
大量に仕入れてリスクを取るよりも、まずはサンプルを購入して市場の反応を見たいですよね。
パラディアムでは、そういった小規模バイヤーにも優しい対応をしてくれるお店が多いと感じました。
ただし、すべての店が単品販売に対応しているわけではありません。
一例として、特にクロムハーツ風のデザインを扱うGUITAR ARTS AND SILVERというお店では、「5個のロットで買えば1個5,860バーツだが、1個だけなら17,400バーツ」という価格設定でした。
つまり、お店によって方針が異なるため、事前に確認することが大切です。
「Can I buy just one piece at wholesale price?」(卸値で1個だけ買えますか?)と聞けば、たいていの店員さんは英語で答えてくれます。
サンプル購入の際のアドバイスとしては、複数の異なるデザインを少しずつ買う戦略が有効です。
1種類のブレスレットを10個買うよりも、10種類のブレスレットを1個ずつ買った方が、日本での販売時に顧客のニーズを把握しやすくなります。
パール・天然石・パワーストーンの問屋が集まるエリアの魅力

豊富な品ぞろえ
シルバーアクセサリーだけでなく、天然石やパールの品ぞろえもパラディアムの大きな魅力です。
特に、オリジナルジュエリーを制作したい方にとっては、まさに宝の山と言えるでしょう。
地下1階には、磨かれた天然石のルース(裸石)を販売しているお店が複数あります。
これらは、ペンダントトップやネックレスに加工するための素材として使えます。
私が見た限りでも、ターコイズ、ハウライト、ユナカイト、イエロータイガーアイ、ソーダライト、ブラックオニキスなど、多種多様な石がそろっていました。
加工済みのビーズも豊富です。
一例として、4ミリ、6ミリ、8ミリと、ビーズのサイズも選べるようになっているお店もあるようです。
小さいビーズが好きな方も、大きめのビーズが好きな方も、ニーズに合わせて選択できるのが嬉しいですね。
私が特に驚いたのは、その場でアクセサリーに加工してくれるサービスがあることです。
気に入った天然石を選ぶと、その場でブレスレットやネックレスに仕上げてくれるお店もあるんです。
加工技術の高さも、タイの宝石産業の強みだと感じました。
オリジナルジュエリー制作に最適な素材の探し方
オリジナルジュエリーを制作する際、素材選びは最も重要なプロセスです。
パラディアムでは、プロの職人が使うような高品質な素材から、コストパフォーマンス重視の素材まで、幅広い選択肢があります。
私がおすすめする素材の探し方は、完成品を先に見ることです。
つまり、すでに完成しているブレスレットやネックレスを見て、「このデザインを自分でも作りたい」と思ったら、そのお店で素材を探すんです。
多くの店では、完成品の横に素材となるルースやビーズも並べています。
「このブレスレットと同じ石が欲しい」と伝えれば、素材だけを販売してくれることもあります。
また、複数のお店を回って、異なる石を組み合わせるのも面白いアプローチです。
例えば、A店でターコイズのビーズを買い、B店でシルバーのペンダントトップを買い、C店で革紐を買うといった具合です。
タイは宝石のメッカとして有名で、特にチャンタブリー県は世界各地から宝石が集まる原石の集積地として知られています。
多くの原石がチャンタブリー県で研磨され、アクセサリーとして加工されているとのことです。
つまり、パラディアムで販売されている天然石の多くは、タイ国内で加工された高品質なものである可能性が高いということです。
この点も、パラディアムで買い付けをする大きなメリットだと言えます。
鑑定書の有無など品質確認において注意したいポイント
天然石やパールを購入する際、最も気になるのが「本物かどうか」ですよね。
特に高額な石を購入する場合は、鑑定書の有無を確認することが非常に重要です。
パラディアムのお店では、すべての商品に鑑定書が付いているわけではありません。
特に、低価格帯の天然石ブレスレット((50バーツ程度)には、鑑定書が付いていないことが多いです。
私の経験から言うと、高額な商品ほど鑑定書を求めるべきです。
数千バーツ以上の宝石やパールを購入する際は、必ず「Do you have a certificate?」(鑑定書はありますか?)と確認しましょう。
また、鑑定書がない場合でも、品質を見極めるポイントがあります。
天然石の場合、「色のムラ」「内包物」「重さ」などをチェックします。
あまりにも完璧すぎる石は、逆に人工的に作られたものである可能性があります。
パールの場合は、「光沢」「形」「表面の滑らかさ」を確認します。
本物のパールは、歯に軽く擦り付けるとザラッとした感触があるとも言われていますが、専門鑑定を推奨します。
もう一つの注意点は、「シルバー925の刻印」です。
シルバーアクセサリーを購入する際は、必ず「925」の刻印があるかを確認してください。
この刻印がないものは、純度の低いシルバーである可能性があります。
私が訪れた多くのお店では、「うちはすべてシルバー925です」と自信を持って言ってくれましたが、念のため自分の目でも確認することをおすすめします。
パラディアムでアクセサリーを購入する際の注意点

営業時間と混雑を避けるための最適な訪問タイミング
パラディアムワールドショッピングモールの営業時間は、毎日10:00〜20:00です。
ただし、お店によって若干異なることもあるので、特定のお店を目当てに行く場合は事前に確認した方が良いでしょう。
私の経験では、平日の午前中(10:00〜12:00)が最も空いている時間帯です。
この時間帯なら、お店の人もゆっくりと対応してくれますし、価格交渉もしやすい雰囲気があります。
逆に避けた方が良いのは、週末の午後です。
特に土曜日の14:00〜17:00あたりは、地元のバイヤーや観光客で混雑することがあります。
落ち着いて商品を見たいなら、この時間帯は避けるべきだと思います。
また、日曜日は一部のお店が休みになることもあるようです。
大規模な買い付けを計画している方は、月曜日〜金曜日の訪問が確実です。
もう一つのポイントは、複数回訪問することです。
1回の訪問ですべてを買いそろえようとすると、焦って判断を誤ることがあります。
私は1回目はサンプル購入と価格調査、2回目で本格的な買い付け、という2段階のアプローチを取るようにしています。
日本への発送代行や国際郵便
大量に商品を購入すると、持ち帰るのが大変になります。
特に、シルバーアクセサリーは意外と重いので、スーツケースの重量制限にすぐ引っかかってしまいます。
そこで便利なのが、国際郵便のEMSです。
タイから日本へのEMS発送は、比較的安価で信頼性も高いと評価されています。
パラディアム周辺には、発送代行サービスを提供している業者もあると聞きました。
私自身は利用しませんでしたが、大量買い付けをする方にとっては検討の価値があると思います。
自分でEMSを利用する場合は、最寄りの郵便局に行く必要があります。
BTSチットロム駅周辺にも郵便局がありますが、大きな荷物を持って移動するのは大変なので、タクシーを利用することをおすすめします。
EMSで発送する際の注意点は、内容物の申告です。
商品の種類や価格を正確に申告しないと、日本の税関で問題になる可能性があります。
シルバーアクセサリーや宝石は、関税の対象になることもあるので、事前に日本の税関のルールを確認しておくと安心です。
また、商品の梱包も重要です。
天然石やパールは繊細なので、しっかりと緩衝材で保護してから発送しましょう。
まとめ
バンコクでシルバーアクセサリーや天然石の買い付けをするなら、パラディアムワールドショッピングモールはまさに一択と言える存在です。
豊富な品ぞろえ、卸売価格、そして親切なスタッフ…これらすべてがそろった、まさにアクセサリー仕入れの聖地と言えるでしょう。
この記事が、皆さんのバンコクでの買い付けの参考になれば幸いです。
良い仕入れができることを、心から祈っています!