「タイに来たなら水上マーケットは絶対に行ってほしい!」
そう言われるほど、タイを代表する観光スポットがあります。
それが、ダムヌンサドゥアック水上マーケットです。
私が初めてここを訪れたとき、正直すごく感動しました。
カラフルな笠をかぶったおばちゃんがボートを漕ぎながら近づいてきて、そこには南国のフルーツや温かい麺料理がずらり。
運河の上でそのままかぶりつく体験は、日本では絶対に味わえないものです。
ただ、行き方にちょっとクセがあります。
「ロットゥーで行ったらぼったくり乗り場に連れていかれた」なんて経験談もよく耳にします。
私自身も、最初はかなり戸惑いました。
そこでこの記事では、ダムヌンサドゥアック水上マーケットの場所・行き方・ツアーの相場と予約方法まで、実際の体験をもとにまるっとご紹介します。
これを読めばスムーズに楽しめるはずです!
ダムヌンサドゥアック水上マーケットの基本情報

まずは基本的なことからおさえておきましょう。
マーケットの所在地
ダムヌンサドゥアック水上マーケットがある場所は、タイのラチャブリー県ダムヌンサドゥアック区です。
バンコクの中心部からは南西方向に約90kmほど離れています。
住所は「Damnoen Saduak, Damnoen Saduak District, Ratchaburi」です。
Googleマップで「Damnoen Saduak Floating Market」と検索すると、すぐにピンが立ちます。
バンコクから車で向かうと、所要時間はおよそ1時間30分〜2時間程度です。
このマーケットの特徴は、ダムヌンサドゥアック運河を中心に水路が網の目のように張り巡らされていること。
19世紀のラーマ4世の命によって建設された運河が基盤となり、現在も観光地として生き続けています。
周辺には有名なメークロン鉄道市場もあります。
列車が市場の真ん中を通り抜けるあの不思議な光景で知られる観光スポットです。
このため、ダムヌンサドゥアックとメークロン市場をセットで回るツアーが非常に人気です。
マーケットの営業時間とおすすめの時間帯
営業時間は毎日7:00〜14:00頃です。
年中無休なのも嬉しいポイントです。
マーケットが最も活気にあふれるのは、午前7時〜9時頃の早朝です。
この時間帯は、無数のボートが運河を行き交い、売り子のおばちゃんたちも元気いっぱい。
観光客も比較的少なく、写真映えする光景も撮影しやすいです。
10時を過ぎると徐々に人が増え始め、混雑もピークになります。
午後に入ると、多くの商売船が引き上げ始めて、マーケット全体がだんだん静かになっていきます。
実際に私が午後に訪れたとき、午前中のにぎわいが嘘のようにひっそりしていて驚いた記憶があります。
バンコクから1時間30分かかることを考えると、遅くとも朝8時〜8時30分にはバンコクを出発するのがベストです。
少し早起きが必要ですが、その価値は十分にあります。
バンコクからダムヌンサドゥアック水上マーケットへの行き方

「できるだけ節約して自力で行きたい!」という方も多いと思います。
ここでは主なアクセス方法を一つひとつ丁寧に解説していきます。
ミニバス(ロットゥー)での行き方
ロットゥーとは、タイの乗合ミニバンのこと。
定員12〜13名ほどの小型バスで、バンコク市内からダムヌンサドゥアックへの最もポピュラーな公共交通手段です。
料金が安く済むのが最大のメリットで、旅慣れたバックパッカーに人気の移動手段です。
出発地点は主に2ヵ所あります。
チャトゥチャック ミニバスステーションからの出発方法
現在、最もアクセスしやすいのがチャトゥチャック ミニバスステーションです。
2018年8月1日に開業した比較的新しいターミナルで、北バスターミナルの真向かいに位置しています。
最寄り駅はBTS Mo Chit駅ですが、駅から約2kmほど離れているので、タクシーかGrabアプリでの移動がおすすめです。
所要時間10分程度で、タクシー代は40〜60バーツほどです。
運転手にはタイ語表記「รถโดยสารขนาดเล็ก จตุจักร」と書いたメモを見せると確実です。
ターミナルに入ったら、チケット売り場「D」の4番カウンターでダムヌンサドゥアック行きのチケットを購入します。
料金は片道120バーツです。
ロットゥーは朝7時から1時間間隔で出発しています。
ただし、乗客が少ないと出発が遅れることもあります。
7時発の便は満席になりやすいので、6時50分頃には現地にいるのが理想的です。
マーケットまでの所要時間は約1時間30分です。
旧南バスターミナルからの出発方法
もう一方の出発地点が旧南バスターミナル(サイタイガオ/タイ語:สายใต้เก่า)です。
こちらはBTSやMRTが通っていないため、タクシーやグラブでのアクセスが必要です。
BTSビクトリーモニュメント駅からタクシーで約100バーツ、25分ほどです。
タクシーの運転手にはタイ語の「สายใต้เก่า」を見せるのがコツです。
「サーイ・タイ・ガオ」と発音しても通じないことが多いため注意が必要です。
ターミナルに入ったら、左列の手前にあるカウンターでダムヌンサドゥアック行きのチケットを購入します。
こちらの料金は片道80バーツと、モーチットよりも安いです。
ただし、アクセスが不便な分、慣れていない方にはモーチット発が無難です。
なお、バンコク南バスターミナル(サイタイマイ)からも**78番バス(64バーツ)**でダムヌンサドゥアックへ行けます。
所要時間は約2時間と長めですが、人数が少なくても発車するのが助かります。
タクシーでの行き方
「乗り換えが面倒」「朝早くから複数人で行く」という方には、タクシーチャーターという選択肢もあります。
グラブ(Grab)で片道800〜1,500バーツ程度、往復チャーターなら3,000バーツ前後を見ておくと良いでしょう。
専門の送迎サービスを利用すれば高速代やガソリン代込みで往復3,000バーツで手配できるプランもあります。
3〜4人で割り勘にすると、意外とロットゥーとさほど変わらない金額になることもあります。
時間の節約と快適性を重視するなら、チャーターは非常にコストパフォーマンスが高い選択肢です。
ただし、タクシーの運転手に「ぼったくり乗り場」に連れていかれるケースも報告されています。
チャーターするときも、Googleマップで正規のボート乗り場(「Damnoen Saduak Floating Market」)の場所を事前に確認しておくと安心です。
※バンコクのタクシーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
国鉄とソンテウを乗り継ぐ行き方
最もローカルな行き方として、国鉄(タイ鉄道)でナコーンパトム駅まで行き、そこからソンテウ(乗合バス)に乗り継ぐルートもあります。
国鉄はフアランポーン駅またはクルンテープ・アピワット中央駅からナコーンパトムへ向かいます。
ナコーンパトムからは、ソンテウでダムヌンサドゥアック方向へ移動します。
ただしこのルートは乗り換えが多い上に時間もかかります。
水上マーケットの活気がある午前中に到着するのが難しくなる可能性があり、現実的には難しいルートと考えられます。
「ローカル旅行の雰囲気を楽しみたい!時間は全く気にしない!」という方以外には、あまりおすすめできません。
バンコクへの帰り方と注意点
ここが意外と見落とされがちなポイントです。
帰り方は、行き方と少し状況が異なります。
正規のボート乗り場(市場の中心部)から最寄りのミニバスステーションまでは、約3kmほど離れています。
このため、ボート乗り場の周辺ではタクシーをつかまえにくく、Grabアプリか、現地スタッフに頼んで車を呼んでもらう必要があります。
バスステーションまでの移動費は50バーツ程度です。
ミニバスステーションからバンコク(チャトゥチャック)行きのロットゥーは120バーツ、1時間間隔の運行です。
帰りのロットゥーも1時間30分ほどかかります。
もしグラブで直接バンコクまで帰るなら、片道800〜1,500バーツかかる可能性があります。
帰りの時間と予算を考慮して、どの手段にするか事前に決めておくと安心です。
ダムヌンサドゥアック水上マーケット観光ツアーの相場と予約方法

「自力での行き方はわかった。でも、やっぱりツアーの方が楽そう…」
そう感じる方も多いはずです。
実際、私も友人との旅行ではツアーを使いました。
その楽さといったら格別で、「なんで最初からツアーにしなかったんだろう」と思ったほどです。
日本語ガイド付き半日ツアー
日本語ガイド付きの半日ツアーは、KKdayやKlook、バンコクの現地ツアー会社などで広く販売されています。
料金の目安は2026年相場で大人3,000-5,000円前後(変動あり)です。
ホテルへの送迎(バンコク市内主要ホテル対応)が含まれているプランが多く、現地の移動手段を一切考えなくていいのが魅力です。
KKdayの「バンコク発 ダムヌンサドゥアック水上マーケット半日ツアー(日本語ガイド)」では:
- お迎え時間:午前6時15分〜7時(ホテルピックアップ)
- コース時間:約6時間
- 解散:BTSチットロム駅近くのマーキュリービラ(13:00〜13:30頃)
- ランチ付きプランも選択可能(トムヤムクン、パッタイ、ガパオライスなど)
冷たいおしぼりや水のサービスもあり、快適に移動できます。
日本語で丁寧にサポートしてくれるので、タイ語・英語が不安な方には特におすすめです。
\ 海外旅行オプショナルツアーを楽々予約・簡単決済【KKday】 /
KKdayは、海外オプショナルツアー専門のオンライン予約サイトです。
※海外現地オプショナルツアーも、日本語対応&クレジットカードで楽々決済!
☟
メークロン鉄道市場セットプラン
ダムヌンサドゥアック水上マーケットからおよそ30分ほどの距離に、メークロン鉄道市場(折り畳み市場)があります。
市場の真ん中を現役の電車が通り抜けるという、世界的にも珍しい観光スポットです。
KlookやKKdayでは、ダムヌンサドゥアック水上マーケット+メークロン鉄道市場のセットツアーが特に人気です。
Klookのレビュー評価は4.8/5(約2万2,000件以上)と非常に高く、安心して参加できます。
セットツアーの所要時間は7.5〜10.5時間程度で、日帰りで両方を効率よく回れます。
料金は1名あたりおよそ5,000〜8,000円台のプランが中心です(時期や為替によって変動します)。
アユタヤ遺跡を組み合わせた1日ツアーは、大人1名約10,400円〜が目安です。
「タイ観光の定番スポットをまとめて周りたい」という方にとって、このセットプランは非常にコスパが良いと思います。
※メークロン鉄道市場について詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
オンラインでの事前予約方法
事前予約のメリットは大きく3つあります。
①確実に参加できる:
人気ツアーは売り切れることがあります。特に繁忙期(12月〜1月、8月)は早めの予約が必須です。
②割引が効く:
KKdayやKlookでは、事前オンライン予約限定の割引が適用されることがよくあります。
当日予約よりもお得に参加できるケースが多いです。
③キャンセルポリシーが明確:
KKdayのツアーは「参加日の2日前まで無料キャンセル可能」なプランが多く、急な予定変更にも対応しやすいです。
予約後はメールにバウチャー(予約確認書)が届きます。
プリントアウトするか、スマートフォンに保存して現地で提示するだけでOKです。
\ 海外旅行オプショナルツアーを楽々予約・簡単決済【KKday】 /
KKdayは、海外オプショナルツアー専門のオンライン予約サイトです。
※海外現地オプショナルツアーも、日本語対応&クレジットカードで楽々決済!
☟
現地でかかる料金とボートの種類

正直なところ、ここが一番重要な部分かもしれません。
「ボート代でぼったくられた」という声がとても多いからです。
ボートの種類と利用料金
正規のボート乗り場(市場の中心部)での料金は以下の通りです。
| ボートの種類 | 料金(1名あたり) | 所要時間の目安 |
| 手漕ぎボート(パドルボート) | 約300~400バーツ | 約30〜45分 |
| モーターボート(エンジン付) | 約250バーツ | 約1時間 |
個人的に断然おすすめなのは手漕ぎボートです。
エンジンの音がなくゆっくりと水路を進むので、商売船のおばちゃんとのやり取りや、両岸に並ぶ高床式家屋の風景をじっくり楽しめます。
モーターボートの方が移動距離は長くなりますが、スピードが出る分、水上マーケットならではのゆったりとした雰囲気は味わいにくくなります。
チャーター(1艘まるごと・最大4-6人)なら1,000~2,000バーツ/時間 という情報もありますが、複数人でシェアすれば1人あたりの負担は下がります。
ボート乗り場の注意点
ここはぜひ声を大にして伝えたい部分です。
ロットゥー(ミニバス)が最初に停まる場所は、ほとんどの場合「ぼったくり乗り場」です。
バスターミナルの横や周辺に、一見すると正規のボート乗り場のような場所があります。
しかし、ここのスタッフは英語で強引に話しかけてきて、1人あたり2,000バーツ以上の法外な料金を請求してくることがあります。
交渉しても1,000〜1,500バーツまでしか下がらないケースも報告されています。
これは正規料金の約10倍です。
「正規のボート乗り場」はそこから徒歩約15分(約1km)先にあります。
ぼったくり乗り場を出たら左に曲がり、まっすぐ進みます。
1kmほど歩くとにぎやかになってきて、大きな橋が見えてきます。
その橋を渡って左手に「Boat Service」という看板が出ているところが正規の乗り場です。
Googleマップで「Damnoen Saduak Floating Market」と検索して出てくるピンの場所が、正規の入口に近いです。
あらかじめGoogleマップのオフラインマップをダウンロードしておくと安心です。
「本物の乗り場ではないです!ここでしか買えません!」と引き止められても、毅然と断って歩き続けることが大切です。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットを賢く楽しむコツ

行き方・料金の注意点がわかったところで、最後に現地での楽しみ方をご紹介します。
船上で味わえるおすすめのタイグルメ
水上マーケット最大の醍醐味は、ボートに乗りながら食べるご飯です。
商売船が次々と近づいてきて、さまざまな食べ物を売っています。
おすすめのグルメをご紹介します。
ココナッツアイスクリーム(マイ・ウン・マプラオ):
現地で60〜80バーツ程度。
ヤシの実を器にした南国気分満点の一品。
これを食べずしてダムヌンサドゥアックを語れない、というくらい定番のスイーツです。
各種フルーツ:
マンゴー、スイカ、パイナップル、ドラゴンフルーツなど。
カットされて食べやすい状態で売られています。
新鮮で甘く、暑い日の水分補給にもなります。
タイ麺料理(クイティアオ・バミー):
調理器具を積んだ船が近づいてきて、目の前で料理してくれます。
その場でできたての麺を食べる体験は、なんとも特別です。
パッタイ(タイ風焼きそば)も売られています。
チャーンビール・飲み物:
暑い中でキンキンに冷えたビールをボートの上で飲むぜいたく感は格別です。
ノンアルコールドリンクも豊富にそろっています。
なお、食べ物の料金は観光地価格です。
バンコク市内よりは高いですが、ここでしか味わえない体験のコストとして受け入れておくと気持ちよく楽しめます。
お土産価格交渉のポイント
水上マーケットでは、お土産品や工芸品を売るショップもたくさんあります。
運河沿いの高床式家屋の店に寄ってくれることもあります。
ただし、正直に言うとお土産の購入はバンコク市内で済ませることをおすすめします。
理由はシンプルで、水上マーケットで売っているものの多くはバンコク市内(チャトゥチャック市場、プラチナムモール周辺など)でも購入できます。
しかも市内の方が価格は安いです。
どうしても現地で買いたい場合は、以下の交渉術を参考にしてください。
価格交渉のコツ:
まず、提示された金額の5〜6割程度を目安に交渉します。
「Too expensive」「Cheaper price?」と笑顔で話しかけるのが基本です。
強引に引き留められても、「じゃあ結構です」と離れようとするのが最も有効です。
そこでさらに値下げしてくれることが多いです。
ただし、ボートの上や狭い水路での買い物は断りにくい雰囲気になることも。
「興味がなければはっきりNoと言う」ということが、意外とストレスをためないコツです。
品物の価値をよく見極めた上で、「本当に欲しいもの」だけ交渉して購入しましょう。
帰宅後に「こんなものを買ってしまった…」とならないために、衝動買いは禁物です。
※タイのお土産について詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
まとめ
この記事では、ダムヌンサドゥアック水上マーケットの場所・行き方・ツアー情報・現地での楽しみ方を詳しくご紹介しました。
バンコクから南西約90km、ラチャブリー県ダムヌンサドゥアック区に位置しており、営業時間は7:00〜14:00で、最もおすすめは朝7〜9時の早朝です。
ロットゥー、タクシーチャーター、ツアーを通じてアクセス可能です。
KKday・Klookなどのオンライン予約なら割引があり、日本語ガイド付きも選べます。
メークロン線路市場とのセットプランが特にコスパ良くおすすめです。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットは、正直「観光地化しすぎている」「ぼったくりが多い」という評価があるのも事実です。
でも、だからこそ事前知識を持って臨めば、純粋に楽しめる素晴らしいスポットだと思います。
あのボートから見上げる運河の光景、商売船のおばちゃんとの駆け引き、船の上で食べるタイフードの味は、きっと忘れられない旅の記憶になるはずです。
ぜひこの記事を参考に、最高のダムヌンサドゥアック体験を楽しんでください!
\ 海外旅行オプショナルツアーを楽々予約・簡単決済【KKday】 /
KKdayは、海外オプショナルツアー専門のオンライン予約サイトです。
※海外現地オプショナルツアーも、日本語対応&クレジットカードで楽々決済!
☟