バンコクの都心部にある二大公園、ベンジャキティ公園とルンピニー公園。
実はこの2つの公園、空中遊歩道でつながっているって知っていましたか?
私も初めて歩いた時は、都会の真ん中にこんなすてきな散歩道があったなんて驚きました。
緑豊かな景色を眺めながら、車の騒音から解放される空中散歩は格別ですよ。
本記事では、ベンチャキティ公園からルンピニー公園のスカイウォークでの行き方、道中で出会えるミズオオトカゲの話や、自転車での利用方法、駐車場情報を中心にお話ししていきます。
ベンジャキティ公園とルンピニー公園をつなぐスカイウォーク

スカイウォークの魅力
サパーンキアオ(สะพานเขียว)、つまり「グリーンブリッジ」。
この名前は、遊歩道が緑色に塗装されていることから付けられました。
バンコクの都心部を歩いていると、排気ガスや騒音に疲れてしまうことってありますよね。
でもこのスカイウォークなら、車道の上を歩くので空気も比較的きれい。
高い位置から街を見下ろせるので、いつもと違った景色を楽しめるんです。
私が実際に歩いてみて感じたのは、思っていた以上に静かで落ち着けるということ。
人通りも少なめで、ゆったりとした時間が流れていました。
木々の間を抜けていく遊歩道は、都会のオアシスそのもの。
鳥のさえずりも聞こえて、バンコクにいることを忘れそうになります。
リニューアルした遊歩道
グリーンブリッジの全長は約1.5~1.6kmと言われています。
徒歩で20分程度の距離ですが、景色を楽しみながらゆっくり歩けば30分くらいかかるかもしれません。
このスカイウォーク、実は2004年頃にベンジャキティ公園開園時に存在しており、2021年に計画承認、2019年に再開発プロジェクトが立ち上がり改修工事が行われ、2025年に完了したそうです。
今では照明設備も整い、歩行者と自転車が安全に利用できるようになっています。
遊歩道の中央には白い線が引かれていて、自転車用のレーンが設けられています。
ウォーキングやジョギングを楽しむ人、サイクリングをする人、みんなが気持ちよく使えるように配慮されているんです。
開園時間は朝5時から夜9時までとなっています。
朝夕の涼しい時間帯に訪れるのがおすすめですよ。
ベンジャキティ公園からルンピニー公園へのスカイウォークでの行き方

ベンジャキティ公園側の入り口へのアクセス方法
まずはスタート地点のベンジャキティ公園への行き方から説明しますね。
最寄り駅はBTSアソーク駅、またはMRTクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅です。
駅から徒歩6分程度で公園に到着します。
アソーク駅からの場合、ラチャダピセーク通りを南に向かって歩いていきます。
すぐに大きな池が見えてくるので、すぐに分かるはずです。
スカイウォークへの入り口は、ベンジャキティ公園の北側(Rachadaphisek Rd / QSNCC側)にあります。
ちょっと分かりづらいという声もあるので、事前にGoogle Mapで確認しておくことをおすすめします。
入り口付近には柵で道が分かれている場所があり、左側の道がスカイウォークに続いています。
右側の道はソイ・スクンビット10の方へ続いているので、間違えないように注意してくださいね。
スカイウォークのルート詳細
スカイウォークに入ると、まず最初の階段を上ります。
階段の中央には自転車用のスロープが設置されているので、サイクリストも安心です。
道なりに進んでいくと、2つ目の歩道橋の階段が現れます。
ここでは大通りを越えることになるんですが、階段を上り下りする必要があります。
私が歩いた時は、思っていたよりも階段の上り下りがあったので、少し疲れました。
足腰に不安がある方は、ゆっくりと休憩しながら進むといいと思います。
遊歩道自体は整備されていて歩きやすいですよ。
ベンチも所々に設置されているので、休憩しながら景色を楽しむことができます。
ルンピニー公園への入り方
スカイウォークを歩き続けると、3つ目の歩道橋が見えてきます。
ここがスカイウォークの終点です。
階段を下りて100mほど歩くと、右手に大きな門が見えます。
この門がルンピニー公園の入り口、ウィッタユ通り側のゲートです。
ルンピニー公園に入れば、広大な緑地が広がっています。
池の周りを散歩したり、ベンチに座って休んだり、思い思いに過ごすことができますよ。
逆ルート、つまりルンピニー公園からベンジャキティ公園へ向かう場合も同じルートです。
ウィッタユ通り側のゲート近くにある歩道橋の階段を上れば、スカイウォークのスタート地点に到着します。
※ルンピニー公園について詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
スカイウォークで出会えるミズオオトカゲ

巨大なトカゲが見られる可能性が高いスポット
バンコクの公園といえば、ミズオオトカゲですよね!
スカイウォーク沿いには水路が流れているので、運が良ければミズオオトカゲに出会えるかもしれません。
特にルンピニー公園に入ってからは、池の周辺でよく見かけます。
私が訪れた時も、池の縁を悠々と歩いているトカゲを発見しました。
その大きさには本当に驚きます。
1メートル以上ある個体も珍しくないんです。
初めて見る人は、「ワニ?」と思ってしまうかもしれませんね。
でも彼らはミズオオトカゲという爬虫類で、タイでは公園に普通に生息しています。
ベンジャキティ公園やルンピニー公園の池の周りは、トカゲの遭遇率が高いスポットです。
水辺をゆっくり歩きながら探してみてください。
トカゲ観察時の注意点
ミズオオトカゲは見た目が怖いですが、基本的には臆病な生き物です。
こちらから近づきすぎたり、驚かせたりしなければ襲ってくることはありません。
観察する際は、3~5メートルくらいの距離を保つようにしましょう。
写真を撮りたい気持ちは分かりますが、あまり近づきすぎないように注意してください。
また、絶対にエサをあげないでください。
公園内ではエサやりが禁止されていますし、人間の食べ物はトカゲの健康に良くありません。
トカゲが近づいてきた場合は、静かにその場を離れれば大丈夫です。
慌てて走ったり、大声を出したりすると逆に驚かせてしまうので、落ち着いて行動しましょう。
都会のオアシスで楽しめるその他の動植物
トカゲ以外にも、いろいろな生き物に出会えるのがこの遊歩道の魅力です。
木々の間をすばやく動き回るリスの姿を見かけることもあります。
かわいらしいリスは、写真映えもしますよ。
野鳥も豊富で、バードウォッチングを楽しむ人もいるそうです。
私が歩いた時も、いろんな鳴き声が聞こえてきて、都会の真ん中にいることを忘れそうになりました。
池には亀もたくさんいます。
甲羅干しをしている亀の姿は、見ているだけで癒やされますね。
植物もとても豊かです。
特にブーゲンビリアが美しく咲いていて、ピンクや紫、オレンジなど色とりどりの花を楽しめます。
季節によっては、見慣れない実をつけた木に出会えることもあります。
タイならではの植物を観察するのも楽しいですよ。
ベンジャキティ公園の自転車利用のルールと制限

スカイウォーク内の自転車専用レーン
スカイウォークは自転車での通行も可能です。
遊歩道の中央に白い線が引かれていて、そこが自転車専用レーンになっています。
サイクリングを楽しみたい人にとっては、車が通らない安全な道なのでおすすめです。
ただし、歩行者もいるので、スピードの出しすぎには注意が必要です。
実は、コース上には速度制限の案内もあるようです。
場所によって10km/h、15km/h、20km/hといった制限が設けられているという情報もあります。
マナーを守って、安全にサイクリングを楽しみましょう。
公園ごとに異なる自転車の利用ルール
ベンジャキティ公園では、基本的に自転車の利用が可能です。
外周は約2.5kmあり、ウォーキング用、ランニング用、サイクリング用と3つのレーンに分かれています。
また、ベンジャキティ公園内の湿地帯エリアのスカイウォークでは、自転車とペットが禁止されています。
公園のゲートに案内が出ているので、確認してから入るようにしましょう。
公園ごとにルールが異なるので、少し複雑に感じるかもしれません。
でも、みんなが気持ちよく利用するためのルールなので、守っていきたいですね。
レンタルサイクルと持ち込み時の注意
ベンジャキティ公園では、自転車のレンタルサービスがあります。
料金は60分で50~100バーツ程度と、とてもリーズナブルです。
自転車を持っていない旅行者にとっては、嬉しいサービスですよね。
ルンピニー公園周辺のホテルでも、自転車の貸し出しを行っているところがあります。
例えばSO/ Bangkokなどのホテルでは、宿泊者向けにレンタサイクルのサービスがあるようです。
自分の自転車を持ち込む場合は、公園のルールをしっかり確認しましょう。
特に時間制限やエリア制限については、事前に調べておくことをおすすめします。
ベンジャキティ公園とルンピニー公園の駐車場情報

ベンジャキティ公園内の駐車場
ベンジャキティ公園には駐車場があります。
公園の敷地内に車を停められるのは便利ですよね。
詳しい料金体系については公式情報を確認する必要がありますが、基本的には無料(一部有料)となります。
週末や休日は混雑する可能性があるので、早めの時間帯に到着することをおすすめします。
朝の涼しい時間に公園を散歩するのも気持ちいいですよ。
ルンピニー公園内の駐車場
ルンピニー公園にも駐車場がありますが、都心部の公園なので混雑しやすいと言われています。
特に朝のエアロビ教室の時間帯や、週末の午前中は混み合う可能性が高いです。
公園には複数の入り口があり、それぞれに駐車場が設けられていると考えられます。
ウィッタユ通り側のゲート近くにも駐車スペースがあるという情報があります。
周辺商業施設の駐車場
公園の駐車場が満車の場合は、周辺の商業施設の駐車場も利用できます。
ルンピニー公園の近くには、大きなショッピングモールや高層ビルがたくさんあります。
これらの施設には有料駐車場が完備されているので、そちらを利用するのも一つの方法です。
ただし、商業施設の駐車場は買い物客向けなので、長時間の駐車には適していないかもしれません。
公園を散歩するだけなら、1~2時間程度の利用になると思いますが、料金は確認しておきましょう。
個人的には、車よりも公共交通機関を利用することをおすすめします。
BTSやMRTの駅から近いので、電車で行く方が便利だと感じました。
※BTSバンコクの乗り方について詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
ベンジャキティ公園散策をより楽しむためのポイント

暑さ対策とおすすめの訪問時間帯
バンコクの暑さは本当に厳しいです。
特に日中は気温が30℃を超え、湿度も高いので体力を消耗します。
スカイウォークには日陰がほとんどありません。
途中、木々の間を通る場所もありますが、基本的には日差しをまともに受けながら歩くことになります。
私が歩いた時も、「暑い、暑い」と言いながら進んでいました。
途中でビルの軒下で雨宿りならぬ日差し休憩をしたこともあります。
おすすめの時間帯は、朝の6時~9時頃、または夕方5時以降です。
この時間なら比較的涼しく、快適に散歩を楽しめます。
日中に歩く場合は、帽子やサングラス、日焼け止めは必須アイテムです。
タオルも持っていくと、汗を拭けて便利ですよ。
売店や自動販売機の設置状況
スカイウォーク沿いには、売店や自動販売機はほとんどありません。
特に工事で閉鎖されている区間もあるので、必ず飲み物を持参しましょう。
ベンジャキティ公園内には売店があるようですが、数は少ないです。
ルンピニー公園には朝の時間帯に屋台が出ているので、そこで飲み物の購入もできます。
私のおすすめは、事前にコンビニで冷たいペットボトルを買っておくことです。
セブンイレブンやファミリーマートはバンコク中にあるので、駅の近くで調達できます。
水分補給は本当に大切です。
喉が渇く前に、こまめに水を飲むようにしてくださいね。
トイレの場所と清潔さ
トイレの心配をする人も多いと思います。
ベンジャキティ公園とルンピニー公園の両方にトイレがあります。
公園のトイレなので、日本のような清潔さを期待するのは難しいかもしれません。
ただ、定期的に清掃されているようで、使えないほど汚いということはありませんでした。
タイのトイレはトイレットペーパーがない場合もあるので、ティッシュを持参することをおすすめします。
スカイウォークの途中にはトイレがないので、公園のトイレを利用してから歩き始めるといいですよ。
※タイのトイレについて詳しくはこちらの記事をご覧ください ☟
まとめ
ベンジャキティ公園とルンピニー公園をつなぐスカイウォーク「グリーンブリッジ」。
全長約1.6kmの空中遊歩道は、バンコクの都会の喧騒から離れて自然を楽しめるすてきな場所でした。
ミズオオトカゲをはじめとするさまざまな生き物との出会いも、この散歩道の魅力の一つです。
自転車での利用も可能で、サイクリストにもおすすめのルートになっています。
ただし、暑さ対策と水分補給は忘れずに。
朝か夕方の涼しい時間帯に訪れることをおすすめします。
バンコク旅行で少し時間がある方、いつもと違った散歩を楽しみたい方は、ぜひこのスカイウォークを歩いてみてください。
都会の中のオアシスで、すてきな時間が過ごせると思いますよ。
私もまた晴れた日に、のんびりと歩きに行きたいなと思っています。
あなたもバンコクでの空中散歩、楽しんでくださいね!