タイ東北部ブリーラム在住、日本人のムーランです。
私はタイ人の夫と結婚する前、日本から何度もバンコクへ遊びに来ていました。
女性一人旅も経験しましたが、実際に感じたのは、
バンコクの夜遊びは、ポイントさえ押さえれば想像以上に安全で楽しめる
ということです。
バンコクといえば寺院やショッピングなど昼の観光が有名ですが、夜になると街の表情は一変します。
バー、ナイトマーケット、クラブ、ルーフトップバーなど、大人が楽しめる夜遊びスポットが一気に広がるのです。
一方で、
「夜の治安は大丈夫?」
「どのエリアに泊まれば安心?」
と不安に感じる方も多いはず。
この記事では、バンコクの夜遊びスポット・治安のリアル・観光に便利なホテル選びを、初めての方にも分かりやすく解説します。
バンコクの夜遊びの魅力

バンコクの夜には、不思議な魅力があります。
夕方、空がオレンジから深い青へ変わる頃、街全体がふっと目を覚ましたように活気づくんです。
初めて夜のバンコクを歩いたとき、
「これから何か楽しいことが始まりそう」
そんなワクワクを強く感じたのを、今でも覚えています。
多彩な夜遊びスポット
バンコクの夜遊びが支持される理由は、とにかく幅の広さです。
・屋台でビール片手にタイ料理
・ナイトマーケットをぶらぶら散策
・クラブで音楽に身を任せる
・夜景を眺めるルーフトップバー
その日の気分で、まったく違う夜を過ごせます。
私自身、
「今日は軽く飲むだけ」
のつもりが、気づけば深夜まで音楽に揺れていた夜もありました。
無理しなくても自然に楽しめるのが、バンコクの夜のすごさです。
日本人に心地いいタイ人の距離感
夜遊びとなると、人との距離感も気になりますよね。
その点、タイ人はとてもフレンドリーですが、必要以上に踏み込んでこないのが特徴です。
バーに入っても、笑顔で迎えてくれるけれど、しつこく絡まれません。
この感覚が、日本人にはとても心地よいんです。
「また来たいな」と思わせる安心感があります。
コスパ良く非日常を気軽に味わえる
バンコクの夜遊びは、コスパの良さも大きな魅力です。
日本なら特別な日にしか行けないような夜景バーも、バンコクなら気軽に体験できます。
私も初めてルーフトップバーに行ったとき、
「この景色でこの値段?」
と正直驚きました。
背伸びしすぎない贅沢ができるのは、旅行者にとって大きな魅力です。
夜でも移動しやすく観光しやすい街
「夜は移動が不安…」と思う方も多いですが、バンコク中心部は夜でも人が多く、交通手段も豊富です。
BTS(電車)、タクシー、配車アプリを使えば、夜遅くでもストレスなく移動できます。
女性同士や一人旅でも、移動のしやすさ=安心感につながる街です。
バンコクの夜遊び治安

夜のバンコクは楽しい反面、やはり「治安」は気になるポイントですよね。
私も最初は地図を見ながら、
「このエリア大丈夫かな?」
と慎重に歩いていました。
ですが、実際に何度も夜を過ごして感じたのは、
エリアごとの特徴を知っていれば、かなり安全に楽しめる街
だということ。
ここでは、日本人旅行者がよく行く夜遊びエリアを中心に、リアルな治安をお伝えします。
治安が比較的良く初心者にも安心なエリア
スクンビット(アソーク〜プロンポン〜トンロー)
日本人旅行者・在住者が最も多いエリアです。
夜でも人通りがあり、タクシーもつかまりやすく安心感があります。
私も女子友達と夜遅くまで過ごしましたが、怖い思いをしたことはほとんどありません。
ただし、スリ対策としてスマホや貴重品はバッグの中に入れるのが基本です。
サイアム・チットロム周辺
大型ショッピングモールが集まるエリアで、夜でも明るく清潔感があります。
カップルや女性同士の夜観光にも向いています。
楽しいけれど注意したいエリア
カオサンロード
バックパッカーに大人気の夜遊びスポットです。
音楽と人であふれ、とにかく活気があります。
その一方で、スリ・置き引きが起こりやすいのも事実です。
私が行ったときも、
「スマホがなくなったかも…」
と困っている旅行者を見かけました。
バッグは前持ち、スマホの出しっぱなしは避けましょう。
パッポン通り(シーロム)
夜市として有名で観光的には面白い場所ですが、呼び込みや高額請求の話もまだあります。
しつこい客引きには、「No, thank you」で立ち止まらず通り過ぎるのが一番安全です。
夜中の一人歩きは避けたいエリア
ナナ(ソイ4周辺)など一部歓楽街
雰囲気を見に行く分には問題ありませんが、夜中の一人歩きはおすすめしません。
酔った観光客や客引きが多く、日本人は声をかけられやすい傾向があります。
私も初めての頃、一人で歩いていて声をかけられ、
「ここは複数人の方が安心だな」
と感じました。
夜のバンコクは、怖い街というより “少し注意すれば楽しめる街” です。
エリアの特徴を知っていれば、夜遊びも観光も、安心感は一気に高まります。
※バンコクの治安について詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
バンコクの夜遊び安全対策

バンコクの夜遊びは、「危険だからやめる」必要はありません。
大切なのは、日本と同じ感覚で動かないことです。
私自身、夜のバンコクを何度も歩いてきましたが、トラブルを避けられた理由は、ほんの基本的なことを守っていただけでした。
ここでは、夜遊び観光で特に気をつけたいポイントを、実体験ベースでまとめます。
ぼったくり・高額請求を避けるコツ
夜のトラブルで一番多いのが、料金に関するものです。
タクシーは「メーター」か「配車アプリ」が基本です。
タクシーに乗るときは、必ずメーターを使う車を選びましょう。
「メーター使わないけど、この値段でいいでしょ?」
と言われたら、遠慮なく断ってOKです。
おすすめは
- Grab
- Bolt
料金が事前に分かるので、夜は特に安心です。
私も深夜にメーター拒否されたことがありますが、次のタクシーに乗り換えたら何も問題ありませんでした。
※バンコクのタクシーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
不自然に高いお店には入らない
・やたら強く引き込む
・料金説明があいまい
・「今だけ」「特別」と強調する
こうした店は避けるのが正解です。
安全なお店ほど、無理な呼び込みはしません。
夜の移動は「楽より安全」を優先
バンコクは夜でも明るい街ですが、徒歩移動は短距離だけにしておくのがおすすめです。
深夜は徒歩よりタクシー・Grab
特に避けたいのは
- 細い路地(ソイ)を夜中に歩く
- 酔った状態での徒歩移動
慣れている人でも、夜はタクシーを使う方が安全です。
電車の終電時間に注意
BTS・MRTは24時間ではありません。
「気づいたら終電が終わってた…」
これは私も経験しました。
夜遊びの日は、最初から、帰りはタクシー前提で考えておくと安心です。
服装と持ち物で安全度が変わる
暑い国だからこそ、夜の服装には少し工夫が必要です。
夜遊びでおすすめの服装ポイント
- 貴重品は外ポケットに入れない
- 小さめバッグを前に持つ
- スマホは手に持ちっぱなしにしない
- 歩きやすい靴を選ぶ
露出が多すぎる服装は、スリやしつこい声かけの原因になることもあります。
「ちょっときれいめカジュアル」
これが夜のバンコクでは一番安全です。
写真撮影でトラブルにならないために
夜のバンコクは写真映えしますが、撮影マナーには注意が必要です。
お店の人・キャストを無断で撮らない
クラブ、バー、ショー会場での無断撮影はNGです。
注意されるだけでなく、トラブルに発展することもあります。
スマホを構えたまま歩かない
観光地では、撮影中にスマホを取られるケースもあります。
写真を撮るときは立ち止まり、撮り終わったらすぐバッグへ。
特にカオサンロードや夜市では要注意です。
夜遊びで避けたいNG行動
これを避けるだけで、トラブルはかなり減ります。
- 深酒して一人で行動する
- 見知らぬ人の飲み物を受け取る
- しつこい客引きについていく
- 落ちている財布・スマホに触る
- 荷物を席に置いたまま離れる
「大丈夫そう」に見えても、
夜は判断力が鈍りがちです。
バンコクの夜遊びは、
正しく知れば 怖いものではなく、楽しい観光体験 になります。
・移動手段
・服装
・お店選び
・写真の撮り方
この4つを意識するだけで、安心度は一気に上がります。
「少しだけ用心する」
それだけで、バンコクの夜はぐっと心地よくなります。
初心者向け定番夜遊びエリア5選

「夜のバンコク、どこへ行けばいいかわからない」
そんな初心者の方に向けて、治安・雰囲気・行きやすさのバランスが良い定番エリアを紹介します。
ここで紹介する場所は、
✔ 観光客が多い
✔ 夜でも明るく人通りがある
✔ 初心者でも入りやすい
という共通点があります。
アジアティーク(Asiatique The Riverfront)
夜のバンコク初心者に、まずおすすめしたいのがアジアティークです。
チャオプラヤー川沿いに広がる大型ナイトマーケットで、
- ショッピング
- レストラン
- 観覧車
- ショー
が一箇所にまとまっています。
敷地内はとても明るく、警備員も多いため、「夜が不安」という人でも安心して歩けます。
私も初めて夜に出歩いたとき、「ここなら日本の観光地と感覚が近い」と感じました。
✔ 呼び込みが少ない
✔ 値段表示がわかりやすい
✔ 女性一人・カップルでも安心
夜遊びというより「夜観光」ですが、最初の一歩としては最適な場所です。
※アジアティークについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
カオサンロード
バンコクの夜遊びと聞いて、多くの人が思い浮かべるのがカオサンロードです。
バーやクラブが密集し、夜になると通り全体がフェスのような雰囲気になります。
観光客が非常に多いため、危険なエリアではありませんが、人混みが激しいのが特徴です。
スリ対策は必須です。
✔ とにかくにぎやか
✔ 一人でも入りやすい
✔ 英語が通じやすい
一方で、
・深夜の飲みすぎ
・しつこい客引き
には注意が必要です。
「短時間だけ雰囲気を楽しむ」
このくらいの距離感が、初心者にはちょうどいいです。
※バカオサン通りについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ソイ11(スクンビット・ソイ11)
少し大人っぽい夜を楽しみたいなら、ソイ11がおすすめです。
BTSナナ駅から近く、
- ルーフトップバー
- おしゃれなクラブ
- 落ち着いたバー
が集まるエリアです。
観光客と在住外国人が多く、治安も比較的安定しています。
私自身、「夜遊びだけど安心して歩ける」と感じたのがソイ11でした。
✔ 客層が比較的落ち着いている
✔ 料金体系が明確
✔ 深夜でもGrabが捕まりやすい
「夜遊び=怖い」というイメージがある人ほど、まずはソイ11から始めると失敗しにくいです。
ラチャダー(ラチャダー・ナイトマーケット周辺)
ラチャダーは、観光客とタイの若者がほどよく混ざるエリアです。
特にナイトマーケット周辺は、
- 屋台
- バー
- 音楽
があり、夜でも明るく安心感があります。
「ローカル感を味わいたいけど、危険なのは避けたい」
そんな人にぴったりです。
✔ 物価が比較的安い
✔ 客引きが少ない
✔ 写真も撮りやすい
BTS・MRTでアクセスしやすいのも初心者向きの理由です。
※バラチャダー・ナイトマーケットについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
トンロー
トンローは、在住日本人や富裕層が多く住むエリアです。
夜は高級バーやレストランが中心で、派手な夜遊びというより「大人の社交場」という印象です。
✔ 治安が非常に良い
✔ 客層が落ち着いている
✔ 日本語が通じる店も多い
「夜遊び=怖い」というイメージを完全に覆してくれるのが、トンローです。
価格帯は少し高めですが、その分、安心感と快適さがあります。
夜のバンコクは、エリア選びで印象が大きく変わります。
- 最初の夜 → アジアティーク / トンロー
- にぎやかさを体験 → カオサン
- バランス重視 → ソイ11 / ラチャダー
この順番で回れば、無理なく夜遊びを楽しめます。
大人の上質な夜遊びスポット

「騒がしい夜遊びは少し苦手」
「せっかくなら、特別感のある夜を過ごしたい」
そんな方におすすめなのが、バンコクならではの“大人向け夜遊び”です。
落ち着いた空間、洗練されたサービス、そして非日常の景色‥。
ここでは、初心者でも安心して楽しめる上質な夜の過ごし方を紹介します。
ルーフトップバー
バンコクの夜を語る上で欠かせないのが、ルーフトップバーです。
高層ビルの屋上から眺める夜景は、
「これぞバンコク」
と感じさせてくれます。
ルーフトップバーの魅力としては、
- 服装と客層が整っている
- 料金が明確でトラブルが少ない
- 写真映えする景色
ドレスコードがある分、酔って騒ぐ人も少なく、安心感があります。
私自身、夜遊びに不安があった頃も、ルーフトップバーだけは「安全で特別」と感じられました。
✔ 早めの時間(18〜20時)が狙い目
✔ サンダル・短パンは避ける
✔ 1杯だけでも十分楽しめる
夜遊び初心者でも、「失敗しない大人の夜」が叶う場所です。
※バンコクのルーフトップバーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ディナークルーズ
騒がしい街から離れて、ゆったりとした夜を過ごしたいなら、ディナークルーズがおすすめです。
チャオプラヤー川を進みながら、ライトアップされた寺院や街並みを眺める時間は、格別です。
クルーズが向いているのは、
- カップル・夫婦
- 夜が少し不安な人
- 移動や人混みが苦手な人
船内は観光客が中心で、治安面の心配もほとんどありません。
「夜のバンコクが怖い」と感じていた方ほど、クルーズの安心感に驚くと思います。
✔ 事前予約で料金が明確
✔ スタッフ常駐で安心
✔ 食事つきで移動も最小限
夜遊びというより、大人のナイトアクティビティとして最適です。
※バンコクのディナークルーズについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
ショー
バンコクには、観光客向けのクオリティの高いショーが多くあります。
ダンス、音楽、演出がしっかりしており、初心者でも安心して楽しめるのが特徴です。
観光向けショーのメリット
- 会場が明るく管理されている
- 客層が観光客中心
- 無理な客引きが少ない
「夜遊び=お酒」というイメージがある方でも、
ショーなら落ち着いて楽しめます。
私も、
「今日は静かに楽しみたいな」という夜に、
ショーを選ぶことがあります。
✔ チケットは事前購入が安心
✔ 写真・動画撮影のルールを守る
✔ 会場周辺はタクシー利用がおすすめ
ジャズバー
最後に紹介したいのが、ジャズバー。
大音量のクラブとは違い、
音楽を“聴く”ための静かな空間です。
ジャズバーの魅力
- 客層が落ち着いている
- 会話と音楽を楽しめる
- 一人でも入りやすい
在住外国人や大人の旅行者が多く、トラブルの心配もほとんどありません。
私自身、
「今日は静かに一杯飲みたい」
という夜に、ジャズバーを選ぶことが多いです。
✔ 演奏時間を事前にチェック
✔ 早めの時間帯が落ち着く
✔ 飲みすぎないのが大人の楽しみ方
バンコクの夜は、派手に遊ぶだけが正解ではありません。
- 景色を楽しむ
- 音楽に浸る
- 静かに食事をする
こうした大人の夜の選択肢が、バンコクには揃っています。
「安心」「上質」「非日常」
この3つを意識すれば、夜のバンコクはぐっと心地よくなります。
夜遊びに便利なホテル選び

バンコクの夜遊びで、「どこで遊ぶか」以上に大事なのが、
どこに泊まるかです。
どんなに楽しい夜でも、
- 帰り道が不安
- 深夜にホテル周辺が暗い
- タクシーで説明しづらい場所
こんな状況になると、一気に気持ちが冷めてしまいます。
私自身、
「ホテル選びを甘くして後悔した夜」もあれば、
「立地のおかげで最後まで安心して楽しめた夜」
も経験しました。
夜遊び向きのホテルは、豪華さよりもこの3つです。
- 夜でも怖くない立地
- 帰りがシンプル
- 人の目がある安心感
ここからは、夜遊びと相性の良いエリア別に、実際に安心して泊まりやすいホテルを紹介します。
アジアティーク周辺
夜が少し不安な人、まずは穏やかな夜から始めたい人に向いているエリアです。
川沿いは全体的に落ち着いていて、夜でも空気がやわらかいのが特徴です。
シャングリ・ラ バンコク
所在地:チャオプラヤー川沿い(BTSサパーンタクシン駅直結)
駅直結というだけで、夜の安心感は本当に違います。
アジアティークで夜景を楽しんだあと、タクシーでさっと戻れる距離感。
「夜遅くなっても大丈夫」と思えるホテルです。
アナンタラ・リバーサイド・バンコク・リゾート
所在地:トンブリー地区・川沿い
正直に言うと、ここは「夜に外へ出なくても満足できるホテル」です。
敷地が広く、夜はホテル内を散歩するだけでも気持ちが落ち着きます。
カップルや夫婦、夜遊び初心者の方には特に向いています。
カオサンロード周辺
にぎやかな夜を体験したいなら、やはりカオサンです。
ただし、「カオサンの真ん中に泊まる」必要はありません。
少しだけ距離を取るのがコツです。
ランブトリ・ビレッジ・イン
所在地:ランブトリ通り(カオサン徒歩圏)
カオサンの熱気は感じつつ、夜はちゃんと眠れます。
このバランスが、初心者にはちょうどいいです。
「遊んで、少し歩いて、落ち着いて帰る」
そんな夜が過ごせます。
チャナライ・ロマンティカ・リゾート
所在地:カオサン周辺
徒歩で帰れる距離感は魅力ですが、深夜は少しだけ注意が必要です。
にぎやかさを全力で楽しみたい人向けです。
スクンビット・ソイ11周辺
個人的に、
「夜遊びと安心感のバランスが一番いい」
と感じるエリアです。
アロフト・バンコク・スクンビット11
所在地:スクンビット・ソイ11
夜はしっかり遊んで、疲れたら数分歩いてホテルへ帰れます。
この“近さ”は、想像以上に気持ちを楽にしてくれます。
ホテルに入った瞬間、「今日は楽しかったな」と素直に思える場所です。
ハイアット リージェンシー バンコク スクンビット
所在地:BTSナナ駅直結
駅直結は正義です。
夜遊び後、暗い道を歩かずに済むというだけで、不安はほぼ消えます。
ラチャダー周辺
「ローカル感も楽しみたいけど、危険なのは避けたい」
そんな人にちょうどいいエリアです。
アヴァニ・ラチャダー・バンコク
所在地:MRTプララーム9駅直結
駅直結+人の流れがある。
夜でも、「一人じゃない感じ」があるのが安心ポイントです。
グランド・メルキュール・バンコク・フォーチュン
所在地:ラチャダー通り沿い
タクシーで説明しやすく、迷われにくい。
夜遊び後に「早く部屋で休みたい」人にはありがたい立地です。
トンロー周辺
夜遊びというより、“大人の夜時間”を過ごしたい人向けです。
ホテル・ニッコー・バンコク
所在地:BTSトンロー駅直結
日本語が聞こえる安心感、これは想像以上です。
初めてのバンコク夜滞在でも、気持ちがかなり楽になります。
マリオット・エグゼクティブ・アパートメント・トンロー
所在地:トンロー中心部
静かで、落ち着いていて、
「今日はいい夜だった」
と思わせてくれる場所。
派手さはなくても、満足度は高いです。
バンコクの夜遊びは、危険だから避けるものではありません。
ただし、
ホテル選びを間違えると、楽しい夜が不安な夜に変わる
それは本当です。
- 立地はケチらない
- 夜の帰りを想像する
- 少し余裕を持つ
これだけで、夜のバンコクは驚くほど心地よくなります。
「ちゃんと帰れる場所がある」
その安心感があるからこそ、夜遊びは楽しくなるのだと思います。
※バンコクのホテルについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
バンコクの夜遊びモデルコース

バンコクの夜遊びは、「派手に遊ぶ人向け」のものだけではありません。
誰と来ているか、どんな気分で夜を過ごしたいか。
それによって、心地よい夜の形はまったく変わります。
ここでは、
無理をしない・怖くならない・ちゃんと楽しい
3つのモデルコースを紹介します。
女性向けモデルコース
「夜はちょっと不安」
「でも、せっかくのバンコクだから楽しみたい」
そんな女性に向けた、明るく・人目があり・移動が短いコースです。
18:00|ルーフトップバーで早めの1杯(ソイ11)
まだ空が完全に暗くなる前に、ルーフトップバーへ。
この時間帯は客層も落ち着いていて、一人でも入りやすい雰囲気です。
「夜が始まる前に、もう満足できた」と思える景色に出会えることもあります。
19:30|ホテル近くでディナー
遠くへ移動せず、ホテル周辺のレストランで食事します。
夜に無理して移動しない、これだけで安心感はかなり違います。
21:00|早めにホテルへ
「もう少し遊べたかも」と思うくらいが、ちょうどいいんです。
シャワーを浴びて、静かに余韻を楽しみます。
これも立派な夜遊びです。
カップル向けモデルコース
バンコクの夜は、二人で過ごすと一気にロマンチックになります。
18:30|ディナークルーズ(リバーサイド)
川の上は、街の喧騒が少し遠ざかります。
ライトアップされた寺院を眺めながら、ゆっくり会話を楽しみます。
「バンコクで一番思い出に残った夜」と感じる人も多い時間です。
21:00|夜景のきれいなバーで1杯
お酒は控えめに、景色を楽しみながら一杯飲みます。
無理に盛り上がらなくても、静かな時間が流れます。
22:30|タクシーでホテルへ
夜遅くなりすぎないのが、翌日の疲れを残さないコツです。
「ちょうどいい夜だったね。」
そんな言葉で終われるコースです。
一人旅向けモデルコース
一人旅の夜は、自由である分、少し不安もあります。
だからこそ、無理に人と絡まない夜を選ぶのがおすすめです。
18:00|ナイトマーケット(ラチャダー)
明るくて、人が多いので、一人でも浮かないし、気を張らずに歩けます。
食べたいものを食べて、写真を撮って、好きなタイミングで切り上げましょう。
20:00|ジャズバーで音楽を楽しむ
会話を頑張らなくていい場所です。
音楽を聴いているだけで、「ここにいていい」と思える空間です。
一人で飲むお酒は、量より雰囲気です。
22:00|ホテルへ戻る
夜遊びは、“最後までいる”必要はありません。
自分が一番気持ちいいところで、終わるのが、一人旅の特権です。
3つのコースに共通しているのは、「帰りが不安にならない設計」です。
- 移動は短く
- 深夜になりすぎない
- 無理に予定を詰めない
これだけで、夜のバンコクは怖い場所ではなくなります。
夜遊びは、「頑張るもの」ではありません。
その日の気分と体調に合わせて、少し楽しみましょう。
それが、バンコクの夜を好きになる一番の近道です。
まとめ
「バンコクの夜遊び、ちょっと怖いけど、行ってみたい」
「失敗したくないから、ちゃんと知っておきたい」
その感覚は、とても自然なものです。
バンコクの夜遊びは、無理をする人のためのものではありません。
派手に飲み歩かなくてもいいし、遅くまで外にいる必要もありません。
大切なのは、自分が安心できる範囲で、少しだけ踏み出すことです。
夜が不安に感じるのは、危険だからではなく、「知らない」から不安になるだけです。
- どのエリアが安心か
- どんな移動が楽か
- どこに帰れば安全か
それが分かれば、夜のバンコクは、意外なほどやさしい顔を見せてくれます。
誰かと来ているなら、その人との時間を大切にします。
一人なら、自分のペースを尊重して過ごしましょう。
どちらも、正しい夜の過ごし方です。
「今日はここまででいい」
そう思えた時点で、その夜は成功です。
もし迷ったら、立地のいいホテルに戻ってください。
もし疲れたら、早めに切り上げます。
もし不安になったら、無理をしません。
それだけでいいのです。
バンコクの夜は、あなたを試す場所ではありません。
選び方さえ間違えなければ、きっと、
「来てよかった」
と思える時間になります。
このガイドが、あなたの夜を少しだけ軽くしてくれたなら、それ以上のことはありません。
どうか、あなたらしいペースで、バンコクの夜を楽しんでください。
静かでも、短くても、その夜は、きっと大切な旅の一部になります。